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夜や暗い室内で撮影をするときは、別売のクリップオンフラッシュをお使いください。

  1. ホットシューカバーを外します。

  2. ホットシューにフラッシュを取り付けます。

  3. フラッシュの電源をONにします。

    フラッシュについての詳細はフラッシュの使用説明書をご覧ください。

    使用するフラッシュによって設定できる項目が異なります。

  4. 撮影メニューのフラッシュ設定 > フラッシュ機能設定 を選びます。

    クリップオンフラッシュの設定画面が表示されます。

    フラッシュの電源を ON にしていない場合は、シンクロターミナルの設定画面が表示されます。必ずフラッシュの電源を ON してから設定してください。

  5. フラッシュの設定を変更します。

    で変更する項目を選び、リアコマンドダイヤルで設定値を変更します。

  6. DISP/BACK ボタンを押します。

    フラッシュモードが設定されます。

ご使用の交換レンズや撮影距離によっては、フラッシュのケラレが発生することがあります。

電子シャッターを使用しているときは、フラッシュは発光しません。

撮影モードが S(シャッタースピード優先)または M(マニュアル)のときは、シャッタースピードを同調速度 250X よりも長い時間に設定してください。

TTLモードでは、フラッシュは予備発光と本発光で数回発光します。撮影が完了するまでカメラを動かさないでください。

赤目補正について

暗い場所でフラッシュ撮影したときに、フラッシュの光が目の中で反射することにより瞳が赤く写る現象を「赤目現象」といいます。赤目現象を補正したいときは、フラッシュ設定 > 赤目補正OFF 以外に設定します。フォーカス設定 > 顔検出/瞳AF設定顔検出ON に設定する必要があります。

フラッシュ使用時のシャッタースピードについて

フラッシュ撮影したときのシャッタースピード同調速度は1/250秒以下です。

別売フラッシュについて

このカメラでは、別売の富士フイルム製クリップオンフラッシュが使用できます。

他社製のフラッシュをお使いになるときのご注意

カメラのホットシューに300V以上の電圧がかかるフラッシュは使用できません。

シンクロターミナルについて

シンクロコードを必要とするフラッシュをお使いになるときは、シンクロコードをシンクロターミナルに接続してください。

別売のクリップオンフラッシュを使う

別売のクリップオンフラッシュを使うと、大光量の撮影ができます。別売のクリップオンフラッシュには、同調速度よりも高速シャッターに対応するFP(ハイスピードシンクロ)発光対応の製品や、単灯フラッシュとしてだけでなく、ワイヤレス多灯フラッシュシステムのマスターフラッシュとしてもご使用いただける製品もあります。

カメラでセットアップメニューを表示しているときなど、フラッシュのテスト発光ができない場合があります。

使用するフラッシュをカメラに接続して、撮影メニューの  フラッシュ設定 > フラッシュ機能設定 を選ぶと、カメラに接続しているフラッシュの状態に応じたメニューが表示されます。

フラッシュを接続してポップアップしていない場合や、ホットシューにフラッシュが接続されていない場合は、シンクロターミナルの設定画面が表示されます。

富士フイルムのフラッシュシステムに対応したサードパーティー製のスタジオフラッシュ用コマンダーが使用できるようになりました。詳しくはご使用になるスタジオフラッシュの使用説明書をご覧ください。

クリップオンフラッシュ

別売のクリップオンフラッシュを接続して、フラッシュの電源がオンのときに表示されます。

モード(発光モード)

フラッシュに設定されている発光モードが表示されます。カメラで発光モードを変更できるフラッシュをご使用の場合は、発光モードを選択することができます。表示される内容や設定可能な項目はご使用されているフラッシュにより異なります。

TTL
TTL自動調光で発光します。調光補正 で発光量を調整できます。
M
被写体の明るさやカメラ側の設定に関わらず、常に一定の光量で発光します。カメラで発光強度を変更できるフラッシュをご使用の場合は、発光量 で発光強度を変更できます。
Multi
対応しているクリップオンフラッシュをご使用の場合、1回の撮影中に複数回発光(マルチ発光)します。
フラッシュを使用しません。フラッシュを使用しない設定が可能なフラッシュをご使用の場合に選択できます。

調光補正/発光量(発光強度)

  • モードTTL のときに、調光補正量を調整できます。撮影条件によっては調整可能範囲を超え、設定値が反映されない場合があります。EF-X20、EF-20、EF-42をご使用の場合は、フラッシュ本体での調光補正設定と合算した補正量が適用されます。
  • モードM のときに、カメラで発光強度を変更できるフラッシュをご使用の場合は、フル発光(1/1)から1/512発光まで、1/3段ステップで発光強度を設定できます。状況によっては、フラッシュの発光強度を少量に設定すると、設定値が十分に反映されない場合がありますので、実際の撮影画像で確認してください。
  • モードMulti のときに、カメラで発光強度を変更できるフラッシュをご使用の場合は、1/4発光から1/512発光まで1/3段ステップで発光強度を設定できます。状況によっては、フラッシュの発光強度を少量に設定すると、設定値が十分に反映されない場合がありますので、実際の撮影画像で確認してください。

TTLモード

TTL撮影の発光モードを選びます。カメラの撮影モード(PSAM)によって選択可能な設定が異なります。

(フラッシュ発光AUTO)
被写体の明るさに応じて、発光・非発光の判断を含めて適切な発光をカメラが自動で制御します。被写体が十分に明るい場合、フラッシュは発光しません。フラッシュが発光するときは、シャッターボタンを半押しすると、画面にが表示されます。
(スタンダード)
一般的なフラッシュ撮影に使用します。発光強度はカメラが自動でコントロールします。カメラのシャッターボタンを押したときに、フラッシュが充電されていないときは、撮影を優先して非発光で撮影します。
(スローシンクロ)
夜景と人物の両方をきれいに撮影できます。カメラのシャッタースピードが低速に設定されます。カメラのシャッターボタンを押したときにフラッシュが充電されていないときは、撮影を優先して非発光で撮影します。

同調モード

フラッシュが発光するタイミングを選びます。

(先幕)
シャッターが開いた直後にフラッシュが発光します。通常の撮影ではこちらを選んでください。
(後幕)
シャッターが閉じる直前にフラッシュが発光します。
(AUTO FP(HSS))
FP(ハイスピードシンクロ)に対応したフラッシュを接続している場合に選択できます。シャッタースピードに応じて、FP(ハイスピードシンクロ)と先幕を自動で切り替えます。シャッタースピードがフラッシュ同調速度より速い場合は、自動でFPになります。モードMulti のときは、先幕 となります。

ズーム設定

照射角ズームに対応したフラッシュをご使用の場合に照射角設定が表示されます。カメラで設定変更が可能なフラッシュをご使用の場合は、照射角ズームを設定できます。AUTO の設定では、カメラに取り付けているレンズの焦点距離に応じて自動で照射角が変更されます。

配光設定(配光特性)

本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、撮影画角に対するフラッシュ光の配光(照射角)特性を変更できます。

(光量優先)
フラッシュの照射角を若干狭めに設定して到達距離を稼ぎます。
(スタンダード)
撮影画角に対して最適な照射角にします。
(配光優先)
照射角を若干広めにして撮影画面全体の配光の均一性を高めます。

LEDライト設定

本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、フラッシュ内蔵のLEDライトの用途を設定できます。

(キャッチライト)
キャッチライトのみ使用します。
(AF補助光)
AF補助光のみ使用します。
(AF補助光+キャッチライト)
AF補助光とキャッチライトの両方を使用します。
OFF
どちらも使用しません。

TIMES(発光回数)

モードMulti のときに、1回の撮影における発光回数を設定します。フラッシュの能力を超えた設定を行った場合は、フラッシュ側で設定が調整される場合があります。

Hz(発光周波数)

モードMulti のときに、発光周波数を設定します。フラッシュの能力を超えた設定を行った場合は、フラッシュ側で設定が調整される場合があります。

同梱フラッシュ

FUJIFILM X-T1やX-T2に同梱のクリップオンフラッシュ EF-X8を接続してポップアップした場合に表示されます。

モード(発光モード)

フラッシュの発光モードを選びます。

TTL
TTL自動調光で発光します。調光補正 で発光量を調整し、TTLモード でTTL撮影の発光モードを選択します。
M
被写体の明るさやカメラ側の設定に関わらず、常に一定の光量で発光します。発光量でフル発光(1/1)から1/64発光までの発光強度を設定できます。状況によっては、フラッシュの発光強度を少量に設定すると、設定値が十分に反映されない場合があります。実際の撮影画像で確認してください。
(コマンダー)
スタジオフラッシュなど、主灯の発光に同期して発光可能なスレーブフラッシュをコントロールするときに選択します。
フラッシュを使用しません。OFF に設定しても、シンクロターミナルに接続したフラッシュは撮影に同期して発光させることができます。シンクロターミナルに接続したフラッシュもOFFにしたい場合は、EF-X8をポップダウンしてから、フラッシュ機能設定メニューを開いてください。シンクロターミナルの動作設定が可能になります。

調光補正/発光量(発光強度)

フラッシュの調光補正または発光量を設定します。設定値は選択している発光モードによって異なります。

TTLモード

TTL撮影の発光モードを選びます。カメラの撮影モード(PSAM)によって選択可能な設定が異なります。

(フラッシュ発光AUTO)
被写体の明るさに応じて、発光・非発光の判断を含めて適切な発光をカメラが自動で制御します。被写体が十分に明るい場合、フラッシュは発光しません。フラッシュが発光するときは、シャッターボタンを半押しすると、画面にが表示されます。
(スタンダード)
一般的なフラッシュ撮影に使用します。発光強度はカメラが自動でコントロールします。カメラのシャッターボタンを押したときに、フラッシュが充電されていないときは、撮影を優先して非発光で撮影します。
(スローシンクロ)
夜景と人物の両方をきれいに撮影できます。カメラのシャッタースピードが低速に設定されます。カメラのシャッターボタンを押したときにフラッシュが充電されていないときは、撮影を優先して非発光で撮影します。

同調モード

フラッシュが発光するタイミングを選びます。

(先幕)
シャッターが開いた直後にフラッシュが発光します。通常の撮影ではこちらを選んでください。
(後幕)
シャッターが閉じる直前にフラッシュが発光します。

シンクロターミナルについて

シンクロターミナルにフラッシュを接続している場合に表示されます。

モード(発光モード)

シンクロターミナル、ホットシューX接点からトリガー信号を発行するかどうかを選びます。

M
撮影に同期して、シンクロターミナル、ホットシューX接点からトリガー信号が発行されます。撮影は同調速度よりも長いシャッタースピードを使用する必要があります。また、発光時間の長いフラッシュ、応答の遅いフラッシュなどを使用する場合は、さらに遅いシャッター速度を設定してください。
シンクロターミナル、ホットシューX接点からトリガー信号を発行しません。

同調モード

フラッシュが発光するタイミングを選びます。

(先幕)
シャッターが開いた直後にフラッシュが発光します。通常の撮影ではこちらを選んでください。
(後幕)
シャッターが閉じる直前にフラッシュが発光します。

MASTER(光通信)

富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムのマスターフラッシュを接続している場合に表示されます。

富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムでは、マスターフラッシュとリモートフラッシュ間の光通信チャンネルをCH1~CH4から設定することができます。近隣で本フラッシュシステムを使用している場合の混信による誤動作を防いだり、複数のフラッシュシステムを使い分ける際に便利です。また、システムを構成するフラッシュをA、B、Cの3つのグループに分けて、グループごとに発光モード、発光量を設定できます。

Aグループモード(発光モード)

Bグループモード(発光モード)

Cグループモード(発光モード)

それぞれのグループの発光モードを設定します。

  • A、Bグループは TTLTTL%MMultiOFF から選択できます。
  • Cグループは TTLMMultiOFF から選択できます。
TTL
TTLを設定したグループのフラッシュはTTL自動調光で発光します。グループごとに調光補正を設定できます。
TTL%
AまたはBグループで TTL% を設定すると、AグループとBグループの発光を光量比で設定できます。またA、Bグループ全体として調光補正を設定できます。
M
M を設定したグループのフラッシュは、被写体の明るさやカメラ側の設定に関わらず、常に一定の光量で発光します。グループごとにフル発光を基準として発光強度を設定できます。
Multi
A、BまたはCグループを Multi に設定すると、システム全体がマルチ発光モードになります。マルチ発光モードでは1回の撮影中に複数回発光させることができます。
OFF を設定したグループのフラッシュは発光しません。

Aグループ調光補正/発光量(発光強度)

Bグループ調光補正/発光量(発光強度)

Cグループ調光補正/発光量(発光強度)

グループごとに設定されるモードに応じて、調光補正や発光強度が設定できます。

  • モードTTL に設定されているときは調光補正を設定できます。
  • モードMMulti に設定されているときは発光強度を設定できます。
  • モードTTL% に設定されているときは光量比と調光補正が設定できます。

補正量、発光強度の設定がフラッシュの調整能力を超える場合には、十分に調整できない場合がありますので、実際の撮影画像で確認してください。

TTLモード

TTL撮影の発光モードを選びます。カメラの撮影モード(PSAM)によって選択可能な設定が異なります。

(フラッシュ発光AUTO)
被写体の明るさに応じて、発光・非発光の判断を含めて適切な発光をカメラが自動で制御します。被写体が十分に明るい場合、フラッシュは発光しません。フラッシュが発光するときは、シャッターボタンを半押しすると、画面にが表示されます。
(スタンダード)
一般的なフラッシュ撮影に使用します。発光強度はカメラが自動でコントロールします。カメラのシャッターボタンを押したときに、フラッシュが充電されていないときは、撮影を優先して非発光で撮影します。
(スローシンクロ)
夜景と人物の両方をきれいに撮影できます。カメラのシャッタースピードが低速に設定されます。カメラのシャッターボタンを押したときにフラッシュが充電されていないときは、撮影を優先して非発光で撮影します。

同調モード

フラッシュが発光するタイミングを選びます。

(先幕)
シャッターが開いた直後にフラッシュが発光します。通常の撮影ではこちらを選んでください。
(後幕)
シャッターが閉じる直前にフラッシュが発光します。
(AUTO FP(HSS))
FP(ハイスピードシンクロ)に対応したフラッシュを接続している場合に選択できます。シャッタースピードに応じて、FP(ハイスピードシンクロ)と先幕を自動で切り替えます。シャッタースピードがフラッシュ同調速度より速い場合は、自動でFPになります。モードMulti のときは、先幕 となります。

ズーム設定

照射角ズームに対応したフラッシュをご使用の場合に照射角設定が表示されます。カメラで設定変更が可能なフラッシュをご使用の場合は、照射角ズームを設定できます。AUTO の設定では、カメラに取り付けているレンズの焦点距離に応じて自動で照射角が変更されます。

配光設定(配光特性)

本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、撮影画角に対するフラッシュ光の配光(照射角)特性を変更できます。

(光量優先)
フラッシュの照射角を若干狭めに設定して到達距離を稼ぎます。
(スタンダード)
撮影画角に対して最適な照射角にします。
(配光優先)
照射角を若干広めにして撮影画面全体の配光の均一性を高めます。

MASTER設定(MASTER発光設定)

モードが TTLTTL%M のときに、富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムのマスターフラッシュとして使用する際の、発光グループを設定できます。富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムに対応したクリップオンフラッシュを接続している場合に設定できます。

Gr A
Aグループに設定します。
Gr B
Bグループに設定します。
Gr C
Aグループに設定します。
OFF
撮影時には、撮影画像への影響を最小限に抑えた微小光量で発光します。

TIMES(発光回数)

モードMulti のときに、1回の撮影における発光回数を設定します。

CH設定

マスターフラッシュとリモートフラッシュ間の光通信チャンネルを設定します。近隣で本フラッシュシステムを使用している場合の混信による誤動作を防いだり、複数のフラッシュシステムを使い分けたりする際に便利です。

Hz(発光周波数)

モードMulti のときに、発光周波数を設定します。