夜や暗い室内で撮影をするときは、別売のクリップオンフラッシュをお使いください。
ホットシューカバーを外します。
ホットシューにフラッシュを取り付けます。
図のように正しい向きで「カチッ」と音(感触)がするまで、フラッシュをスライドさせます。
フラッシュの電源をONにします。
フラッシュについての詳細はフラッシュの使用説明書をご覧ください。
使用するフラッシュによって設定できる項目が異なります。
撮影メニューのフラッシュ設定 > フラッシュ機能設定 を選びます。
クリップオンフラッシュの設定画面が表示されます。
フラッシュの電源を ON にしていない場合は、シンクロターミナルの設定画面が表示されます。必ずフラッシュの電源を ON してから設定してください。
フラッシュの設定を変更します。
で変更する項目を選び、リアコマンドダイヤルで設定値を変更します。
DISP/BACK ボタンを押します。
フラッシュモードが設定されます。
ご使用の交換レンズや撮影距離によっては、フラッシュのケラレが発生することがあります。
電子シャッターを使用しているときは、フラッシュは発光しません。
撮影モードが S(シャッタースピード優先)または M(マニュアル)のときは、シャッタースピードを同調速度 250X よりも長い時間に設定してください。
TTLモードでは、フラッシュは予備発光と本発光で数回発光します。撮影が完了するまでカメラを動かさないでください。
赤目軽減について
暗い場所でフラッシュ撮影したときに、フラッシュの光が目の中で反射することにより瞳が赤く写る現象を「赤目現象」といいます。赤目現象を補正したいときは、フラッシュ設定 > 赤目補正 を OFF 以外に設定します。フォーカス設定 > 顔検出/瞳AF設定 の 顔検出 を ON に設定する必要があります。
フラッシュ使用時のシャッタースピードについて
フラッシュ撮影したときのシャッタースピード同調速度は1/250秒以下です。
別売フラッシュについて
このカメラでは、別売の富士フイルム製クリップオンフラッシュが使用できます。
他社製のフラッシュをお使いになるときのご注意
カメラのホットシューに300V以上の電圧がかかるフラッシュは使用できません。
シンクロターミナルについて
シンクロコードを必要とするフラッシュをお使いになるときは、シンクロコードをシンクロターミナルに接続してください。
別売のクリップオンフラッシュを使うと、大光量の撮影ができます。別売のクリップオンフラッシュには、同調速度よりも高速シャッターに対応するFP(ハイスピードシンクロ)発光対応の製品や、単灯フラッシュとしてだけでなく、ワイヤレス多灯フラッシュシステムのマスターフラッシュとしてもご使用いただける製品もあります。
カメラでセットアップメニューを表示しているときなど、フラッシュのテスト発光ができない場合があります。
使用するフラッシュをカメラに接続して、撮影メニューの フラッシュ設定 > フラッシュ機能設定 を選ぶと、カメラに接続しているフラッシュの状態に応じたメニューが表示されます。
フラッシュを接続してポップアップしていない場合や、ホットシューにフラッシュが接続されていない場合は、シンクロターミナルの設定画面が表示されます。
別売のクリップオンフラッシュを接続して、フラッシュの電源がオンのときに表示されます。
モード(発光モード)
フラッシュの発光モードを選びます。カメラで発光モードを変更できるフラッシュをご使用の場合は、発光モードを選択することができます。表示される内容や設定可能な項目はご使用されているフラッシュにより異なります。
調光補正/発光量(発光強度)
TTLモード
TTL撮影の発光モードを選びます。カメラの撮影モード(P、S、A、M)によって選択可能な設定が異なります。
同調モード
フラッシュが発光するタイミングを選びます。
ズーム設定
照射角ズームに対応したフラッシュをご使用の場合に照射角設定が表示されます。カメラで設定変更が可能なフラッシュをご使用の場合は、照射角ズームを設定できます。AUTO の設定では、カメラに取り付けているコンバージョンレンズの焦点距離に応じて自動で照射角が変更されます
配光設定(配光特性)
本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、撮影画角に対するフラッシュ光の配光(照射角)特性を変更できます。
LEDライト設定
本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、フラッシュ内蔵のLEDライトの用途を設定できます。
TIMES(発光回数)
モード が Multi のときに、1回の撮影における発光回数を設定します。フラッシュの能力を超えた設定を行った場合は、フラッシュ側で設定が調整される場合があります。
Hz(発光周波数)
モード が Multi のときに、発光周波数を設定します。フラッシュの能力を超えた設定を行った場合は、フラッシュ側で設定が調整される場合があります。
シンクロターミナルにフラッシュを接続している場合に表示されます。
モード(発光モード)
シンクロターミナル、ホットシューX接点からトリガー信号を発行するかどうかを選びます。
同調モード
フラッシュが発光するタイミングを選びます。
富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムのマスターフラッシュを接続している場合に表示されます。
富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムでは、マスターフラッシュとリモートフラッシュ間の光通信チャンネルをCH1~CH4から設定することができます。近隣で本フラッシュシステムを使用している場合の混信による誤動作を防いだり、複数のフラッシュシステムを使い分ける際に便利です。また、システムを構成するフラッシュをA、B、Cの3つのグループに分けて、グループごとに発光モード、発光量を設定できます。
Aグループモード(発光モード)
Bグループモード(発光モード)
Cグループモード(発光モード)
それぞれのグループの発光モードを設定します。
Aグループ調光補正/発光量(発光強度)
Bグループ調光補正/発光量(発光強度)
Cグループ調光補正/発光量(発光強度)
グループごとに設定されるモードに応じて、調光補正や発光強度が設定できます。
補正量、発光強度の設定がフラッシュの調整能力を超える場合には、十分に調整できない場合がありますので、実際の撮影画像で確認してください。
TTLモード
TTL撮影の発光モードを選びます。カメラの撮影モード(P、S、A、M)によって選択可能な設定が異なります。
同調モード
フラッシュが発光するタイミングを選びます。
ズーム設定
照射角ズームに対応したフラッシュをご使用の場合に照射角設定が表示されます。カメラで設定変更が可能なフラッシュをご使用の場合は、照射角ズームを設定できます。AUTO の設定では、カメラに取り付けているコンバージョンレンズの焦点距離に応じて自動で照射角が変更されます
配光設定(配光特性)
本機能に対応しているフラッシュをご使用の場合は、撮影画角に対するフラッシュ光の配光(照射角)特性を変更できます。
MASTER設定(MASTER発光設定)
モードが TTL、TTL%、M のときに、富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムのマスターフラッシュとして使用する際の、発光グループを設定できます。富士フイルムの光通信方式ワイヤレス多灯フラッシュシステムに対応したクリップオンフラッシュを接続している場合に設定できます。
TIMES(発光回数)
モード が Multi のときに、1回の撮影における発光回数を設定します。
CH設定
マスターフラッシュとリモートフラッシュ間の光通信チャンネルを設定します。近隣で本フラッシュシステムを使用している場合の混信による誤動作を防いだり、複数のフラッシュシステムを使い分けたりする際に便利です。
Hz(発光周波数)
モード が Multi のときに、発光周波数を設定します。