撮影した画像は、市販のSD/SDHC/SDXCメモリーカードに記録します。
このカメラには内蔵メモリーはありません。
このカメラには2つのメモリーカードスロットがあるため、2枚のメモリーカードを使用できます。
動画は常にメモリーカードスロット1のメモリーカードに記録されます。
メモリーカードスロット1はUHS-Ⅱに対応しています。
メモリーカードスロットカバーを開けます。
カメラの電源がオンになっているときは、メモリーカードスロットカバーを開けないでください。画像ファイルやメモリーカードが壊れることがあります。
メモリーカードを入れます。
図のように正しい向きで「カチッ」と音(感触)がするまで、メモリーカードを確実に奥まで差し込みます。
メモリーカードの向きが正しいことを確認してください。斜めに差し込んだり、無理な力を加えたりしないでください。
メモリーカードスロットカバーを閉めます。
メモリーカードを取り出すときは
カメラの電源をオフにしてからメモリーカードスロットカバーを開けます。メモリーカードを指で押し込み、ゆっくり指を戻すと、ロックが外れて取り出せます。
カードの中央を押す
メモリーカードを取り出すときに、押し込んだ指を急に放すと、メモリーカードが飛び出すことがあります。指は静かに放してください。
メモリーカードスロット1(以下、スロット1)とメモリーカードスロット2(以下、スロット2)の両方にメモリーカードが入っている場合は、スロット1のメモリーカードに空きがなくなったら、自動的にスロット2のメモリーカードに記録先を変更します(順次記録)。
メモリーカードへの記録方法は、保存設定 > カードスロット設定(静止画記録) で変更できます。
スロット1のメモリーカードの空きがなくなったら、スロット2のメモリーカードに自動的に切り換えて保存します。
保存設定 > スロット切り替え(順次記録時) で最初に記録するカードをスロット2に設定しているときは、スロット2のメモリーカードの空きがなくなったらスロット1のメモリーカードに切り換わります。
2枚のメモリーカードに同時に保存します。
スロット1のメモリーカードにはRAW画像を、スロット2のメモリーカードにはJPEG画像をそれぞれ保存します。
この設定は 画質設定 > 画質モード が、FINE+RAWまたはNORMAL+RAWのときのみ有効です。
動画の記録について
カードスロット設定(静止画記録)の設定に関わらず、動画は常にスロット1のメモリーカードに記録されます(順次記録 の記録先がスロット2に設定されていても動画はスロット1のメモリーカードに記録されます)。
メモリーカードのフォーマット中や、データの記録/消去中は、カメラの電源をオフにしたり、メモリーカードを取り出したりしないでください。カード損傷の原因になることがあります。
メモリーカードをカメラで記録、消去するときは、書き込み禁止スイッチのロックを解除してください。書き込み禁止スイッチをLOCK側へスライドさせると、画像の記録や消去、カードのフォーマットができなくなります。
未使用のメモリーカードや、パソコンやその他の機器で使用したメモリーカードは、必ずカメラでフォーマットしてからご使用ください。
メモリーカードは小さいため、乳幼児が誤って飲み込む可能性があります。乳幼児の手の届かない場所に保管してください。万が一、乳幼児が飲み込んだ場合は、ただちに医師と相談してください。
外形寸法がSDメモリーカード規格から外れているminiSDアダプターやmicroSDアダプターを使うと、まれに抜けなくなることがあります。その場合、無理に抜こうとすると故障につながりますので、富士フイルム修理サービスセンターに修理をご依頼ください。
メモリーカードにラベルなどをはらないでください。はがれたラベルが、カメラの誤動作の原因になることがあります。
メモリーカードの種類によっては、動画の記録が中断されることがあります。
カメラでメモリーカードをフォーマットすると、画像を保存するフォルダが作られます。このフォルダの名前を変更したり、削除したりしないでください。また、パソコンやその他の機器で、画像ファイルの編集/削除または名前変更をしないでください。画像のファイル名を変更すると、カメラでの再生時に支障をきたす場合があります。