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静止画撮影時の設定を設定できます。


静止画撮影画面でMENU/OKボタンを押して、A(撮影設定)タブを選びます。

メニューに表示される項目は、撮影モードによって異なります。

フィルター設定

モードダイヤルがFILTERのときのフィルター撮影に使用するフィルターを選べます(aFILTER )。

スポーツファインダーモード

撮影画面をクロップし、枠内を撮影します。スポーツや鳥など動く被写体を撮影する場合に便利です。

設定 説明
ON 画面内に画角1.29倍相当のフレーム(枠)が表示され、フレーム(枠)内をクロップして撮影します。
OFF クロップ撮影しません。

撮影メニューのH画質設定 > 画像サイズPサイズのみ選べます。

電子シャッターで撮影可能なモードのときは使用できません。

プリ撮影sJ

シャッターボタンを全押ししてから撮影画像がメモリーカードに記録されるまでのタイムラグを抑えるために、シャッターボタンを半押ししたときから電子シャッターによる撮影を開始し、全押し直前の画像から連写した画像をメモリーカードに記録します。

設定値
ON OFF

連写設定がCH(高速連写)でs電子シャッターのときにプリ撮影を行います(aシャッター方式)。

フラッシュは発光しません。

セルフタイマー

シャッターボタンを全押ししてからセルフタイマーが開始されるまでの時間を設定できます。

  • 画面には、シャッターがきれるまでの秒数が表示されます。
  • タイマーを途中で止めるには、DISP/BACKボタンを押します。

設定 説明
R2秒 シャッターボタンを全押ししてから2秒後にシャッターがきれます。シャッターボタンを押すときにカメラが動くのを防ぐときなどに使用します。セルフタイマー開始と同時にカメラ前面のセルフタイマーランプが点滅します。
S10秒 シャッターボタンを全押ししてから10秒後にシャッターがきれます。撮影者を含めた集合写真を撮影するときなどに使用します。カメラ前面のセルフタイマーランプが点灯し、撮影直前に点滅します。
OFF セルフタイマーを使用しません。

シャッターボタンを押すときは、レンズの前に立たないでください。ピントが合わなかったり、適正な明るさにならなかったりすることがあります。

セルフタイマー設定は、電源をオフにすると自動的に解除されます。

セルフタイマー設定保持

ONにすると、電源をオフにしてもセルフタイマーの設定が維持されます。

設定値
ON OFF

セルフタイマーランプ

ONにするとセルフタイマー撮影中にセルフタイマーランプが点滅します。夜景を撮影するときなどはOFFに設定してください。

設定値
ON OFF

インターバルタイマー撮影

設定した時間ごとに自動撮影するインターバルタイマー撮影の撮影間隔撮影回数を設定できます。

  1. 撮影メニューからA 撮影設定 > インターバルタイマー撮影を選び、MENU/OKボタンを押します。

    インターバルタイマー撮影の設定画面が表示されます。

  2. フォーカスレバーで撮影間隔と撮影回数を設定し、MENU/OKボタンを押します。

    開始時間設定画面が表示されます。

  3. フォーカスレバーで開始時間を設定し、MENU/OKボタンを押します。

    インターバルタイマー撮影が開始されます。

バルブ撮影、多重露出撮影のインターバルタイマー撮影はできません。また、連写でインターバルタイマー撮影すると、1回の撮影は1コマ撮影となります。

三脚のご使用をおすすめします。

撮影中のバッテリー切れに注意してください。ACパワーアダプターAC-5VJをご使用ください。

インターバルタイマー撮影中は画面の表示が消えます。撮影の数秒前になると画面表示が復帰します。

画面の表示が消えているときにシャッターボタンを押すと、画面表示が復帰します。

撮影回数を に設定すると、インターバルタイマー撮影設定前の画面に表示されていた撮影可能枚数まで撮影します。

インターバルタイマー撮影露出平準化

ONにすると、インターバルタイマー撮影時にカメラが自動で露出を調整し、直前に撮影された画像と明るさが大きく変化しないようにします。

設定値
ON OFF

被写体の明るさが大きく変化するときは、露出が安定しないように見えることがあります。その場合、インターバルタイマー撮影撮影間隔を短くすることをおすすめします。

マニュアル(M)撮影のときは、感度がAUTOのときのみ露出の平準化を行います。

AEブラケティング設定

AEブラケティング撮影の撮影コマ数などを設定できます。

サブメニュー 内容
コマ数/ステップ数設定

AEブラケティングで撮影するコマ数と明るさの変化量(ステップ数)を設定できます。

  • コマ:撮影するコマ数を選びます。
  • ステップ:明るさの変化量を選びます。
1コマ/連続
  • 1コマ:シャッターボタンを押すたびに1枚ずつ撮影します。
  • 連続:シャッターボタンを1度押すと、コマ数/ステップ数設定の設定にしたがって連続撮影します。
撮影順序設定 AEブラケティングの撮影順序を設定できます。

フィルムシミュレーションBKT

フィルムシミュレーションBKT撮影する3枚の画像に対するフィルムシミュレーションの設定をそれぞれ(フィルム1、フィルム2、フィルム3)設定します(aフィルムシミュレーション)。

フォーカスBKT設定

フォーカスBKT撮影の方法をマニュアルAUTOで選べます(aZ  フォーカスBKT)。

測光

カメラが被写体の明るさを測定する方法を変更できます。撮影状況により、適正な明るさ(露出)にならないときに使用します(a測光モードを変更)。

シャッター方式

使用するシャッター方式を変更できます。電子シャッターを使用すると、シャッター音を消して撮影することもできます。

設定 説明
tメカニカルシャッター メカニカルシャッターで撮影します。
s電子シャッター 電子シャッターで撮影します。
t電子先幕シャッター 電子先幕シャッターで撮影します。
uメカニカル+電子 カメラが状況に応じてメカニカルまたは電子シャッターで撮影します。
v電子先幕+メカニカル カメラが状況に応じて電子先幕またはメカニカルで撮影します。
w電子先幕+メカニカル+電子 カメラが状況に応じて電子先幕メカニカル電子シャッターのいずれかを使って撮影します。

電子シャッター使用時は、以下のことにご注意ください。

  • 動いている被写体を撮影すると、画像が歪んで撮影される場合があります。
  • 高速シャッター使用時においても、手持ち撮影すると画像が歪んで撮影される場合があります。三脚のご使用をおすすめします。
  • 瞬間的な光や、蛍光灯などの照明下では、帯状のムラが撮影されることがあります。
  • シャッター音を消して撮影できますが(aシャッター音量)、被写体のプライバシーや肖像権などに十分ご配慮の上、お客様の責任でお使いください。

電子先幕シャッター使用時は、以下のことにご注意ください。

  • シャッタースピードが高速になるほど露光ムラが大きくなり、被写体のボケ像が欠けて写ることがあります。

電子シャッター使用時は、以下の機能制限があります。

  • ISO感度は12800~125に制限されます。
  • 電子シャッターで撮影されるときは、長秒時ノイズ低減は機能しません。
  • フラッシュは発光しません。ただし、ピクセルシフトマルチショット撮影時は発光します。

フリッカー低減

蛍光灯などの照明下で画面や画像に発生するちらつき(フリッカー現象)を低減します。

設定 説明
全コマ 全コマでフリッカー低減処理を行います。1コマ目のみでフリッカー低減処理を行う場合に対し、連写速度が遅くなります。
1コマ目のみ 1コマ目のみでフリッカー低減処理を行い、2枚目以降(連写時)はその処理を継続します。連写中にフリッカーが見えてきてしまうことがあります。
OFF フリッカー低減を行いません。

フリッカー低減を使用すると、撮影にかかる時間が長くなります。

電子シャッターでは、フリッカー低減OFFになります。

動画撮影では、使用できません。

フリッカーレスS.S.設定

ONにすると、LED照明などで発生するフリッカー現象の影響を低減するために、通常よりもシャッタースピードを細かく設定することができます。

設定値
ON OFF

撮影モードがSまたはMのときのみ有効です。

ブレ防止モード

手ブレ補正のON/OFFを設定します。

設定 説明
常時 常に手ブレ軽減を行います。
撮影時 撮影される瞬間のみ手ブレ軽減を行います。Gフォーカス設定 > フォーカスモードコンティニュアスAFのときは、シャッターボタン半押し時も手ブレを軽減します。
OFF 手ブレ軽減を使用しません。OFFのときは、xが表示されます。

レンズに手ブレ補正のスイッチ(OISスイッチ)がある場合、レンズ側の設定が優先されます。

手ブレ補正機能が動作すると、振動や動作音を感じることがあります。

感度

光に対するISO感度を変更できます(aISO感度を変更)。

デジタルテレコン

拡大した画像をデジタル超解像処理によって撮影できます。

設定 説明
2.0x 画像を2倍に拡大して撮影できます。画像は切り抜かれ、画像サイズがOPの場合は自動的にQに変更されます。
1.4x 画像を1.4倍に拡大して撮影できます。画像は切り抜かれ、画像サイズがOの場合は自動的にPに変更されます。
OFF デジタルテレコンを使用しません。

デジタルテレコンを使うと画質が劣化する場合があります。

連写で1.29X クロップの連写速度を選んでいるときや、スポーツファインダーモードONにしているときは、デジタルテレコンは使用できません。

xF冷却ファン設定

別売の冷却ファンの動作を設定できます(a冷却ファン)。

設定 説明
AUTO1 カメラの温度が上昇したとき、自動的に低速でファンが動作します。
AUTO2 カメラの温度が上昇したとき、自動的に高速でファンが動作します。動作音が大きくなり、動画に記録されることがあります。
低速 低速でファンが動作します。
高速 高速でファンが動作します。動作音が大きくなり、動画に記録されることがあります。
OFF ファンを停止します。

xFワイヤレス通信

無線LANを使ってスマートフォンと通信できます。スマートフォンと通信すると、以下の機能が使用できます。

  • スマートフォンを操作して、カメラで撮影
  • カメラからスマートフォンに画像を送信
  • スマートフォン側でカメラ内の画像を閲覧/取り込み
  • スマートフォンで取得した位置情報をカメラに送信

これらの機能を使用するには、スマートフォンにあらかじめ最新のスマートフォンアプリケーションをインストールしておく必要があります。

スマートフォンアプリケーションについては、以下のウェブサイトをご覧ください。

aスマートフォンやタブレット、パーソナルコンピューターと接続してカメラを活用する