マニュアルでは、シャッタースピードや絞り値も撮影者が設定できます。意図的に「オーバー(明るい)」または「アンダー(暗い)」の露出を設定できるので、個性的で多彩な表現が可能になります。
モードダイヤルを M に合わせます。
表示画面に M が表示されます。
露出インジケーターを確認しながら、絞り値とシャッタースピードを設定します。
メインコマンドダイヤルを回してシャッタースピードを設定し、サブコマンドダイヤルを回して絞り値を設定します。
シャッタースピード(メインコマンドダイヤル)
絞り値(サブコマンドダイヤル)
メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルの操作方法は「コマンドダイヤル」をご覧ください。
露出設定プレビューについて
セットアップメニューの 表示設定 > マニュアル時モニター露出反映 が ON のときは、露出を反映した画像が画面に表示されます。
フラッシュ撮影など、撮影時に露出が変わる場合は、マニュアル時モニター露出反映 を OFF にしてください。
バルブ撮影
メインコマンドダイヤルを回して、シャッタースピードを BULB に設定すると、バルブ撮影になります。
カメラが動くとピントがずれるので、長時間露出で撮影する場合は、三脚のご使用をおすすめします。
撮影中は、経過時間が表示されます。
長時間露光撮影でノイズが気になる場合は、 長秒時ノイズ低減 を ON にすると、ノイズを低減できます。ノイズ低減処理を行うため、画像の記録に時間がかかる場合があります。
別売のリモートレリーズ RR-90を使用すると、長時間露光撮影時に便利です。