カメラの各部名称と機能
At(動画撮影)ボタン
Bリアコマンドダイヤル
Cシャッターボタン
DQ(クイックメニュー)ボタン
Eモードダイヤル
Fマイク
Gホットシュー
Hフィルムシミュレーションダイヤル
Iストラップ取り付け部
Jスピーカー
Kレンズ信号接点
Lレンズ取り外しボタン
MAF補助光ランプ
セルフタイマーランプ
タリーランプ
Nフロントコマンドダイヤル
O電源レバー
Pボディキャップ
QDRIVEボタン
b(消去)ボタン
Rマイク/リモートレリーズ端子カバー
Sa(再生)ボタン
TAEL/AFL(AEロック/AFロック)ボタン
Uインジケーターランプ
タリーランプ
Vヘッドホン端子カバー
Wフォーカスレバー
X端子カバー
YMENU/OK(メニュー/決定)ボタン
ZDISP/BACK(表示/戻る)ボタン
x(Bluetooth)ボタン
aDCカプラーカバー
bバッテリーカバー
cバッテリーカバーロック
d三脚用ねじ穴
eバリアングル式液晶モニター(LCD)
タッチパネル
fマイク/リモートレリーズ端子(φ3.5 mm)
gヘッドホン端子(φ3.5 mm)
hUSB端子(Type-C)
iHDMIマイクロ端子(Type D)
jバッテリー取り外しつまみ
kバッテリー挿入部
lメモリーカードスロット
f別売のリモートレリーズRR-100を使用するときは、市販の3極φ2.5 mm → 3極φ3.5 mm変換アダプターが必要です。
m冷却ファン用端子カバー
n冷却ファン用端子
o銘板プレート
p冷却ファン固定ねじ穴
モードダイヤル
モードダイヤルを回して、使用するモードアイコンを指標に合わせると、撮影モードを設定できます。
モードダイヤル | 内容 |
---|---|
AAUTO(オート) |
カメラが撮影シーンに合わせて、自動で最適な撮影モードを設定して撮影できます。特定のシーンポジションを割り当てることもできます。 |
BP(プログラム) |
プログラムシフトができるオートモードです。 |
CS(シャッタースピード優先) |
シャッタースピードや絞り値を自分で設定して撮影できます。 |
DC1/C2/C3/C4(カスタム1/2/3/4) |
あらかじめ登録しておいた設定で撮影できます。 |
EFILTER(フィルター) |
さまざまなフィルター効果を加えて撮影できます。 |
FF(動画) |
動画を撮影できます。 |
GVlog(ブイログ) |
Vlog(ブイログ)の動画撮影に適した設定で動画を撮影できます。 |
フォーカスレバー
フォーカスレバーを8方向に動かしたり、中央を押したりしてフォーカスエリアを設定できます。メニューを表示しているときは、メニュー項目の選択に使用できます。
フォーカスレバーの設定は、フォーカスレバーを中央に長押しするか、D操作ボタン・ダイヤル設定 > フォーカスレバー設定で変更できます。
Gフォーカス設定 > xFフォーカスポイント循環で、フォーカスエリアを画面の一番端まで移動したときに、画面端で止まるか、反対側の端に回り込むかを設定できます。
DRIVEボタン
DRIVEボタンを押すと、ドライブモード選択画面が表示され、ドライブモードを変更できます。
ドライブモード | |
---|---|
B | 1コマ撮影(a撮影モードを変更する) |
J | CH 高速連写(a連続撮影(連写)) |
O | CL 低速連写(a連続撮影(連写)) |
W | ISOブラケティング(aISOブラケティング) |
V | ホワイトバランスBKT(aホワイトバランスBKT) |
BKT | ブラケティング(aブラケティング) |
h | HDR(aHDR撮影) |
u | パノラマ(aパノラマ撮影) |
j | 多重露出(a多重露出撮影) |
フィルムシミュレーションダイヤル
フィルムシミュレーションダイヤルを回してアイコンを指標に合わせると、フィルムシミュレーションを設定できます。
フィルムシミュレーション ダイヤル |
内容 |
---|---|
c(PROVIA/スタンダード) |
それぞれのフィルムシミュレーションで撮影できます。aACROSで撮影する場合はH画質設定 > フィルムシミュレーションダイヤル設定で使用するフィルターを設定してください。 |
FS1 FS2 FS3 |
H画質設定 > フィルムシミュレーションダイヤル設定で設定したフィルムシミュレーションで撮影できます。静止画撮影時と動画撮影時で個別に設定できます。 |
C(カスタム) | フィルムシミュレーションダイヤルでフィルムシミュレーションを設定せずに、H画質設定 > フィルムシミュレーションやFフィルムシミュレーションで設定したフィルムシミュレーションで撮影します。コマンドダイヤルでフィルムシミュレーションの設定を変更することもできます(aコマンドダイヤル設定)。 |
以下の設定はフィルムシミュレーションダイヤルをCに合わせているときのみ有効です。
- H画質設定 > フィルムシミュレーションまたはFフィルムシミュレーションの設定
- Qメニューのフィルムシミュレーションの設定
- フィルムシミュレーションを割り当てたファンクションボタンによる設定
- H画質設定 > xカスタム登録/編集やB動画設定 > Fカスタム登録/編集で登録したVフィルムシミュレーションの設定
コマンドダイヤル
フロントコマンドダイヤルまたはリアコマンドダイヤルで、以下の操作ができます。
撮影時 *1 | AUTO | AUTO/シーン選択 |
---|---|---|
P | プログラムシフト | |
S | シャッタースピードの変更 | |
A | 絞り値の変更 *2 | |
M | 絞り値の変更 *2 | |
FILTER | プログラムシフト | |
メニュー操作時 | メニュータブ、ページの切り替え | |
Qメニュー操作時 | クイックメニューの項目の選択 | |
再生時 | 前後の画像を表示 |
撮影時 *1 | AUTO | 露出補正 |
---|---|---|
P | ||
S | ||
A | ||
M | シャッタースピードの変更 | |
FILTER | 露出補正 | |
メニュー操作時 | メニュー項目の選択 | |
Qメニュー操作時 | クイックメニューの設定値を変更 | |
再生時 |
|
D操作ボタン・ダイヤル設定 > コマンドダイヤル設定で設定を変更可能
絞りリングにAポジションがあるレンズで、Aポジションに設定されているときや、絞りリングなしレンズのとき
コマンドダイヤルを回す方向は、D操作ボタン・ダイヤル設定 > コマンドダイヤル回転方向で設定できます。
フロントコマンドダイヤルの機能の切り替え
撮影時にフロントコマンドダイヤルの中央を押すごとに、D操作ボタン・ダイヤル設定 > コマンドダイヤル設定で設定した機能を切り替えることができます。
設定できる機能は次の通りです。
機能 | 説明 |
---|---|
S.S.(プログラムシフト) | 撮影モードがSまたはMのときにシャッタースピードを設定できます。撮影モードがPのときはプログラムシフトができます。 |
絞り | 撮影モードがAまたはMのときに絞り値を設定できます。 |
露出補正 | 露出を補正できます。 |
ISO | ISO感度を設定できます。 |
フィルムシミュレーション | フィルムシミュレーションダイヤルがCのときにフィルムシミュレーションを設定できます。 |
撮影モードがオートのときはフィルムシミュレーションとAUTOモード設定の切り替えになります(aシーンポジションの選択)。
撮影モードやドライブモードによっては設定できない機能があったり、設定しても機能が無効になったりする場合があります。
リアコマンドダイヤルの機能の切り替え
撮影時にリアコマンドダイヤルを回したときの機能をD操作ボタン・ダイヤル設定 > コマンドダイヤル設定のリアコマンドダイヤルで設定できます。設定できる機能は次の通りです。
機能 | 説明 |
---|---|
S.S.(プログラムシフト) | 撮影モードがSまたはMのときにシャッタースピードを設定できます。撮影モードがPのときはプログラムシフトができます。 |
絞り | 撮影モードがAまたはMのときに絞り値を設定できます。 |
露出補正 | 露出を補正できます。 |
ISO | ISO感度を設定できます。 |
フィルムシミュレーション | フィルムシミュレーションダイヤルがCのときにフィルムシミュレーションを設定できます。 |
撮影モードがオートのときは自動的に露出補正に切り替わります。
撮影モードやドライブモードによっては設定できない機能があったり、設定しても機能が無効になったりする場合があります。
インジケーターランプ
インジケーターランプの色や点灯/点滅で、カメラの状態がわかります。
インジケーターランプ | カメラの状態 |
---|---|
緑色点灯 | 被写体にピントが合っています。 |
緑色点滅 | AF警告、シャッター低速警告です(撮影できます)。 |
緑と橙色の交互点滅 | 電源オン時:メモリーカードに画像を記録中、またはD表示設定 > 撮影画像表示がOFF以外のときに確認画面を表示しています(続けて撮影できます)。 |
電源オフ後:画像をスマートフォンに転送しています。 * | |
橙色点灯 | メモリーカードに画像を記録しています(続けて撮影できません)。 |
橙色点滅 | フラッシュ充電中です(フラッシュは発光しません)。 |
赤色点滅 | 画像記録異常、またはレンズ異常です。 |
* 転送予約した画像がある場合
画面にも、警告表示が表示されます。
B動画設定 > タリーランプで、動画の記録中に点灯するランプをインジケーターランプからAF補助光ランプに変えたり、点灯または点滅の設定を変更できます。
インターバルタイマー撮影中で画面の表示が消えているときは、インジケーターランプが緑色に点滅します。
パーソナルコンピューターやFrame.ioなどとの接続状態も確認できます(aカメラのインジケーターランプの表示)。
銘板プレート
銘板プレートにはCMIIT ID、シリアル番号などが印刷されていますので取り外さないでください。
液晶モニター
液晶モニターの向きや角度を調整して撮影できます。液晶モニターを動かすときは、指などが挟まらないようにご注意ください。
液晶モニターを回転させるときは、ヒンジ部(軸の部分)に無理な力がかからないようにしてください。破損の原因となります。
液晶モニターの角がカメラ本体に当たらないように操作してください。跡がつく場合があります。