FUJIFILM

FUJIFILM X Webcam の使い方ガイド

FUJIFILM X Webcam のインストール

ダウンロードした zip ファイルを解凍し、「setup.exe」をダブルクリックすると、セットアップが起動します。画面の指示にしたがってインストールしてください。

 FUJIFILM X Webcam のダウンロードはこちら

FUJIFILM X Webcam をインストールする前に起動中のアプリを終了します。

FUJIFILM X Webcam のインストールには、Windows の管理者権限が必要です。

インストールした後にパソコンの再起動が必要です。

アンインストールするときは、Web 会議アプリケーションを終了してから行ってください。

  1. ダウンロードした zip ファイルを解凍し、setup.exe をダブルクリックします。

  2. 「ようこそ」画面で、「次へ」をクリックします。

  3. インストールを開始する準備が整いましたので、「次へ」をクリックします。

  4. インストーラーがパソコンに変更を加える許可を求める確認画面が表示されます。「はい」をクリックして、インストールの開始を許可します。

  5. インストールが完了するまで待ちます。

  6. 閉じる」をクリックして、インストールを完了します。

  7. インストール完了の画面が表示されますので、「はい」をクリックして、パソコンを再起動します。

  8. 再起動後に「FUJIFILM X Webcam 2」のショートカットアイコンが作成されます。

FUJIFILM X WebcamのMac版は2つのバージョンがあります。

  • X Webcam ver2.2以降はmacOS14以上に対応したバージョン
  • X Webcam ver2.1以前はmacOS13以下に対応したバージョン

ver2.2以降のインストールでは、インストール時に機能拡張許可の設定が必要になります。詳しくは以降の説明をご確認ください。

ver2.1以前のインストールはインストーラガイドにしたがってインストールしてください。

 FUJIFILM X Webcam のダウンロードはこちら

FUJIFILM X Webcamをインストールする前に起動中のアプリを終了します。

FUJIFILM X Webcamのインストールには、Macの管理者権限が必要です。

インストールした後にパソコンの再起動が必要です。

アンインストールするときは、Web会議アプリケーションを終了してから行ってください。

  1. 「XWebcamIns***.pkg」(***はバージョンによって変わります)をダブルクリックすると、インストーラーが起動します。

  2. 画面の指示にしたがってインストールしてください。

  3. macOS14以降ではインストールの終了画面と同時に新しいソフトウェアの機能拡張許可を求める確認画面が表示されます。

    システム設定を開く」ボタンを押して「プライバシーとセキュリティ」画面でシステムソフトウェア読み込みの「許可」ボタンを押してください。

    機能拡張ブロックの画面で「OK」ボタンを押した場合は「プライバシーとセキュリティ」画面が開かず許可設定ができません。この場合は、手動でmacOSの「システム設定」から「プライバシーとセキュリティ」画面を開き、FUJIFILM X Webcam.appのシステムソフトウェア読み込みを許可してください。

FUJIFILM X Webcamのアンインストール

アンインストールするときは、次のファイルを削除してください。削除後はパソコンを再起動してください。

X Webcam ver 2.2以降の場合

  • アプリケーション/FUJIFILM X Webcam 2.app
  • アプリケーション/FUJIFILM X Webcam.app

X Webcam ver 2.1以前の場合

  • アプリケーション/FUJIFILM X Webcam 2.app
  • ライブラリ/CoreMediaIO/Plug-ins/DAL/FUJIFILM X Webcam.plugin

アプリケーションフォルダの開き方

  1. Finder」のメニューバーで「移動」を選択します。
  2. 移動」リストから「アプリケーション」を選択します。

ライブラリフォルダの開き方

  1. Finder」のメニューバーで「移動」を選択します。
  2. 移動」リストから「コンピュータ」を選択します。
  3. フォルダリストからOS起動ディスクを選択します。
  4. フォルダリストから「ライブラリ」を選択します。

カメラとパソコンの設定と接続

カメラの設定

カメラとパソコンを接続している間は、カメラの設定変更ができない機能がありますので、あらかじめ設定をしてください。また、Web会議アプリケーションのカメラとして使用する場合は、以下の設定に変更してください。

カメラは、パソコンと接続する前の設定をそのまま引き継ぎます。ただし、デジタルズーム、露出補正、フィルムシミュレーション、ホワイトバランスの設定は前回のX Webcam終了時の設定に戻ります。

設定項目(必須) 設定値
撮影モード 静止画撮影
ドライブモード S(1コマ撮影)
静止画/動画切換ダイヤル ※1 STILL
セットアップメニューの
接続設定 ※2
PC接続モード USB テザー撮影 自動
接続モード USB テザー撮影 自動
PC撮影モード USB 自動
推奨項目(簡単設定) 設定値
フォーカス設定 > プリAF ON ※3
フォーカス設定 > 顔検出/瞳AF設定 顔検出ON
セットアップメニューの
接続設定 > USB給電設定 ※1
ON
露出設定 フルオート
シャッタースピード:AUTO、絞り:AUTO、ISO感度:AUTO)
フォーカスモード シングルAF(AF-S/S

露出が不安定な場合は、露出をマニュアルで設定し、セットアップメニューの 表示設定 > マニュアル時モニター露出/WB反映露出反映/WB反映 にすることをおすすめします。 ※3

Web 会議終了後、Web カメラの使用を終了した際は、セットアップメニューの PC接続モードUSBテザー撮影 から USBカードリーダー などに変更することをおすすめします。USBテザー撮影 のままにしておくと、パソコン以外での充電/給電時にカメラが正常に動作しない場合があります。

※1 搭載されている機種のみ変更してください。

※2 機種によってメニュー名が異なります。

※3 FUJIFILM X Webcam の使い方 も参照してください。

カメラとパソコンの接続

USB ケーブルで、カメラとパソコンを接続します。

※ イラストは X-T4 の場合です。

FUJIFILM X Webcam 起動時は、X Acquire、CaptureOne、Lightroom plugin、HS-V5、X RAW STUDIO のアプリケーションは終了してください。また、使用していないWeb会議アプリケーションは終了してください。

パソコンの設定

パソコンにインストールされている Web 会議アプリケーションを起動します。

「オーディオ/ビデオ設定」メニューで、選択したカメラとして「FUJIFILM X Webcam 2」を設定します。

詳細は、使用する Web 会議アプリケーションの使用説明書を参照してください。

FUJIFILM X Webcam の使い方Ver.2.0以降

FUJIFILM X Webcam 2 を起動すると、設定画面が表示されます。設定画面に表示されている機能は、カメラとパソコンを接続している間も変更できます。設定画面以外の設定を変更する場合は、カメラの電源をオフにしてUSBケーブルを抜いてからカメラの設定を変更してください。

以下の記載は、FUJIFILM X Webcam Ver.2.0以降 の機能説明です。古いバージョンをお使いの方は、バージョンアップを行ってください。なお、使用可能なカメラは こちら を参照してください。

FUJIFILM X Webcam 2 の起動オプションのチェックボックスがオンのときは、カメラの映像を表示すると自動的に FUJIFILM X Webcam 2 が起動します。

FUJIFILM X Webcam 2 の起動オプションのチェックボックスがオフのときは、自動的に起動しません。FUJIFILM X Webcam 2 のショートカットアイコンをクリックして手動で起動してください。

カメラのセットアップメニューの 接続設定 > 接続モード が、X WEBCAM のカメラでは、設定画面はご使用いただけません。

各部の名称と機能

各部の名称と機能は次のとおりです。

Aカメラ名
接続しているカメラ名が表示されます。
BワンプッシュAF
クリックすると、ワンプッシュAFを実行します。
CAEロック
クリックすると、AEロックを実行します。もう一度クリックすると解除します。
Dデジタルズーム
デジタルズームする倍率を選べます。
E露出補正
+/-ボタンをクリック、または露出補正ゲージのつまみを左右に移動することで、露出を補正できます。
Fフィルムシミュレーション
使用するフィルムシミュレーションを選べます。
Gホワイトバランス
ホワイトバランスを選べます。
H色温度設定
ホワイトバランスで色温度を選んだときに、色温度の値を選択できます。
I起動オプション
チェックボックスをオンにすると、カメラを接続したときに自動的に FUJIFILM X Webcam の設定画面が起動します。

FUJIFILM X Webcam 2
のアプリアイコン


FUJIFILM X Webdcam2 アプリを起動すると、設定画面が表示されます。

このアイコンをクリックしても動作はしませんが、カメラ接続を行う会議アプリと連携するので削除しないでください。

設定画面


Aカメラ名
接続しているカメラ名が表示されます。
BワンプッシュAF
クリックすると、ワンプッシュAFを実行します。
CAEロック
クリックすると、AEロックを実行します。もう一度クリックすると解除します。
Dデジタルズーム
デジタルズームする倍率を選べます。
E露出補正
+/-ボタンをクリック、または露出補正ゲージのつまみを左右に移動することで、露出を補正できます。
Fフィルムシミュレーション
使用するフィルムシミュレーションを選べます。
Gホワイトバランス
ホワイトバランスを選べます。
H色温度設定
ホワイトバランスで色温度を選んだときに、色温度の値を選択できます。
I起動オプション
チェックボックスをオンにすると、カメラを接続したときに自動的に FUJIFILM X Webcam の設定画面が起動します。

ワンプッシュAF

ワンプッシュAFはフォーカスモードによって機能が異なります。

  • フォーカスモードがマニュアルフォーカス(MF/M)のときは、ボタンをクリックすると、ワンプッシュAFを行います。
  • フォーカスモードがシングルAF(AF-S/S)またはコンティニュアスAF(AF-C/C)のときは、ボタンをクリックすると、再AFを行います。
  • プリAFOFF に設定して使用することで、フォーカスを安定させることができます。

X-Pro2で ワンプッシュAF を使用する場合は、フォーカスモードをマニュアルフォーカス(MF/M)に設定してください。

被写界深度目盛付きレンズをご使用の場合は、フォーカスリングを AF にして使用してください。

AEロック

AEロックは撮影モード(PSAM)によって機能が異なります。

  • 撮影モードが P(プログラム撮影)、S(シャッタースピード優先撮影)、A(絞り優先撮影)のときは、AEロックを使用することで、露出を安定させることができます。
  • 撮影モードが M(マニュアル撮影)のときは、AEロックを使用できません。セットアップメニューの 表示設定 > マニュアル時モニター露出/WB反映露出反映/WB反映 に設定することで露出を安定させることができます。

X-Pro2では、フォーカスモードがマニュアルフォーカス(MF/M)または フォーカス設定 > 顔検出/瞳AF設定OFF のときのみ AEロック を使用できます。

フィルムシミュレーション

接続されているカメラに応じて、選択できるフィルムシミュレーションが表示されます。

選択したフィルムシミュレーションは、アプリケーションを終了する、またはカメラの電源をオフにすると、設定がカメラに引き継がれます。

カメラのファームウエアが古いと、選択したフィルムシミュレーションの効果が反映されない場合があります。最新のファームウエアにバージョンアップしてください。

デジタルズーム

接続されているカメラに応じて、選択できるズーム倍率が表示されます。

デジタルズームをオンにすると、フォーカスモードが AF-SプリAFOFFAFモードシングルポイント に切り替わります (フォーカスモードがマニュアルフォーカス(MF/M)の場合は切り替わりません)。

デジタルズームを選択した状態で接続を終了すると、カメラのデジタルズームは x1.0に戻ります。ズーム時のフォーカスモード切り替えを許可する設定になっている場合は次回接続時に前回のズーム倍率に切り替わります。

シングルポイントで選択されているAFエリアを中心にズーム表示します。

ホワイトバランス/色温度設定

選択したホワイトバランスや色温度の設定は、アプリケーションを終了する、またはカメラの電源をオフにすると、設定がカメラに引き継がれます。

エラー画面について

カメラと通信中にエラーが生じると、次のような画面が表示されます。

エラー画面 内容・対処方法

接続待ち
(電源オン待ち)

カメラを接続する前に FUJIFILM X Webcam を起動した場合、カメラとの接続が切断された場合に表示されます。

カメラとパソコンをUSBケーブルで接続して、カメラの電源をオンにしてください。

アプリ競合

他のアプリケーションでカメラを使用しているときなど、アプリケーションの競合でカメラと接続できないときに表示されます。

X Acquire など、競合しているアプリケーションを終了してください。


エラー画面 内容・対処方法

モード違い

間違ったモードでカメラが接続されているときに表示されます。

カメラの 接続モードUSBテザー撮影 自動 に設定してださい。

メニュー名はカメラによって異なる場合があります。カメラの設定でご確認ください。

接続不良

カメラから接続ケーブルを抜いたとき、またはカメラの電源をオフにしたときに表示されます。

接続待ちの画面が表示されるまでお待ちください。接続不良の画面が消えない場合は、ケーブルの接続状況を確認してください。

バッテリー警告

カメラのバッテリー残量が少なくなっている場合に表示されます。

充電済みのバッテリーと交換するか、カメラへ電源供給をしてください。